2016年4月16日土曜日

作った3Dモデル 他艦これ

どうも渡部です。今回はタイトルどうりに3Dモデルを少し載せます。



魚雷次発装填装置。リローダーって言うんでしょうか。
模型だと角が取ってありますけど、片側だけだったり両側取ってあったりとまちまちなのでこのモデルでは面取りしてません。

 

モールドに少々てこずりました。正確な寸法は例によって分からないのでピットロードのNEシリーズを参考に雰囲気で組んでます。



六年式(53cm)魚雷発射管。睦月型以前の艦の装備ですね。
まだ未完成ですが大まかな形は出来ました。
ネットで検索掛けても資料画像が見付かりません。これまたピットロード製を参考に、小スケールを逆手にとって誤魔化しながら組んでます。



50口径14cm砲。潜水艦の14cm砲ではなく軽巡主砲や戦艦副砲の方です。
裸にしてる分にはいいんですが・・・



副砲用のシールドが干渉してしまいます。フジミ製陸奥の副砲と同じ位の寸法でモデルを組んだんですが何でだろ・・・アドバイスあれば下さい。

当工房の制作物は現在こんなところです。
ちなみに、私が完成させた艦船模型は現在睦月型一隻のみです。積みプラばかりが増えて行く・・・

艦これは春イベの発動日が発表されましたね。当方の鎮守府でもぼちぼち備蓄に入っております。
駆逐艦では睦月型と白露型(イチソ艦)が好きです。個艦だと時雨と三日月、初月ですね。練度トップは時雨です。
イベントの開始時期が毎年少しずつ後ろにずれ込んでいるのが気になります。艦これはイベント無くてもやることが沢山あるのでいいですがね。

今は峯風を作りながらCADで1/700スケールの3Dプリント用モデルに落とし込んでいます。睦月型までの駆逐艦の特徴であるタンブルホーム船体を再現したいですね。・・・伊-400も忘れてませんよ?

それでは今回はこの辺で。

2016年4月15日金曜日

1/700 15cm9連装対潜噴進砲 その2

15cm9連装対潜噴進砲、砲架の再制作が終わりましたので上げときますね。


検索に掛かった澤風が装備した写真が一枚と25mm連装機銃用の架台を転用したと言うネット上の書き込み、スクラッチした先人の作品の画像のおかげで製作できました。このブログの作品は偉大なる先人の皆様のおかげで制作できております。感謝御礼申し上げます。

ただ問題と言うものは次々と湧いてくるものでして。

 

ランチャー本体は先日上げた物と同じ物です。各部寸法は25mm連装機銃を参考にしたため、前回と比べ操作席が狭く、架台が幅広くなりました(全幅は変わらず1/700で3mm強です)。
前回は砲の口径から逆算して作ったんですが・・・



同スケールの人間(170cmくらいだったかな?)との対比。操作席は筋肉モリモリマッチョマンの海兵が入るには小さい気もしますが、当時の日本人は多分もっと小柄で細身だったんでしょう。

CADでは現在45口径三年式12cm単装砲を製作中です。後はシールド付ければ完成です。伊-400は全く進んでません。PC作業の方が楽なんじゃ~。それでは。

2016年4月13日水曜日

マツダT-2000を作る・その2 他雑記

渡部です。今日もデイケアに行って来ました。火曜はカラオケの時間が組まれてます。
橋本みゆきさんの歌を唄わせてもらいました。水の星へ愛をこめて(カバーver) 、青空の見える丘で、∞未来、star☆drops、Especiallyの5曲です。なんでGrowthや夢幻の羽は入ってないんや・・・

さて、昨日今日とデイケアに行ってきましたので、1/32 マツダT-2000の制作です。写真を撮り忘れたので今回は画像無しです。

今回もサフ塗りです。食い付きが悪いのはペーパー掛けしてないからなのか、離型剤が残っているのか・・・なので二度塗りです。サーフェイサーなのに。まあモールドも少ないので構いませんが。

実質1時間半程度の作業時間なので、デイケアで出来たのは半分くらいです。自宅に帰ってからも少し塗ったんで2/3くらいですかね。次でサフは終わりそうです。

伊-400はモチベ低下につき進行しておりません・・・誰だよ木甲板に銅線使おうなんて考えたの・・・(自分です)

CADのほうは14cm砲もぼちぼちやりながら峯風型の部品を製作中です。 前回UPした噴進砲の砲架も作り直さんと・・・なんて書いてたら日付が変わりましたね。それでは。

2016年4月10日日曜日

1/700伊400潜を作る・その2.5

渡部です。本日2回目の更新です。
あれから伊号の方は進んでいませんが、一寸気付いた事があるので備忘録として。

その1にて若干触れていますが、キットの太さについてです。

艦これピクトリアルモデリングガイド2に1/350伊-400の作例が載っているのですが、その記事の中で晴嵐格納筒の内径が書かれています。
それによれば、内径は3.65m。1/700で約5.214mmとなります。
対してキットのパーツはというと、アオシマ製が内径約4.5mm、童友社製は“外径”4.9mm。アオシマは削り込めば内径を合わせる事は可能かもしれませんが、童友社はどうしようもありません。
よって上部構造物は前部3連装機銃台後方のRに少々違いがある以外は、アオシマ製が正確に再現していると言えそうです。

そして船体ですが、アオシマ製はアンテナが省略されている上に甲板の幅が狭いです。当方がソースとさせて頂いている春園燕雀様のツイートでは「アオシマ船体にピットロードの上部構造物」を提案されていましたが、上記の寸法の問題により、見た目のバランスは良くても数値の上では間違い、と言う状態になります。対する童友社製は断面形状に間違いが有りますが、これはその2にて当方が行ったように修正は可能です。少なくとも上部構造物を修正やスクラッチするよりは難易度は低いと思います。

当方はピットロード製伊-400を所持していないので正確なことは言えませんが、上記の童友社はピットロードに置き換えてもほぼ同様と思われます。 双方共に上下分割でフルハルにしているキットです。断面形状の問題も共通しています。

よって、結論としては「ピットロードor童友社の船体を修正の上でアオシマの上部構造物を載せる」が数字の上では現状の最適解であると思われます。春園燕雀様とは逆の答えが出ました。燕雀様は寸法の正確性は求めていないので比較は出来ない事ですが。

当工房ではアルペジオ版401を入れて4隻の伊-400型が有りますので、その内2隻を上部構造物を交換して制作していきたいと思います。

後は前部甲板のスロープ部分と左舷中央付近の鉄甲板?の解釈が両社で違いますね。これについては当方では資料を入手していないので判断できかねます・・・。

本記事が皆様の制作の参考になれば幸いです。それでは。

15cm9連装対潜噴進砲を作りました。

どうも。渡部です。伊400潜やらなにやら途中ですが、対潜噴進砲の1/700スケールモデル用3Dデータを組みました。
まず14cm砲を組むと言ったな?あれは嘘だ。(気分屋)


下に伸びてるのは船体に差し込む1mm径のシャフトです。

google画像検索で1枚だけ写真が確認できたので、口径から大まかな寸法を計算して作りました。よって各部形状・寸法は不正確だと思われます。

口径は成型の関係で約半分にしています。
砲本体の長さ・後部ディティールは完全に想像です。



3パーツ構成ですが大きさは28連噴進砲や3連装機銃と同じくらいです。

15cm9連装対潜噴進砲は史実では峯風型駆逐艦澤風1艦のみが装備した兵装です。澤風の場合1番砲と換装して装備しましたが、サイズ的には艦によりますが機銃台なんかにも装備できるかな?と想像できます。

我ながら何でこんなドマイナー装備作ったんでしょう。峯風のキット眺めてたら作りたくなったんですよね・・・まあインスピレーションが湧いたから作る。それで良いんですが。

もし艦これに実装されたら爆雷系統になるのですかね?それでは。

(追記:「澤風」にて画像検索したところ、実艦に装備した状態の写真が見付かりました。操作席覆いの形状が異なる様ですので、近々修正します。)

2016年4月7日木曜日

1/700伊400潜を作る・その2

渡部です。伊-400型制作を再開します。

今回は船体の加工です。童友社の金型の制約から来る船体形状の違いを修正します。
その前に側面排水口の比較を。

アオシマ

童友社

アルペジオ版

アオシマはすっきりしていて墨入れで引き締まりますね。童友社はオーバーな表現で墨入れで少々時間を食いそうです。撮影の為ガンダムマーカーで塗りつぶし→はみ出しふき取りしたんですが、童友社のは彫りが浅く大きい為墨入れ部分も一緒に落ちました。

正確に再現しようとするとアルペ以外はパテ埋めして彫りなおすことになります。童友社は魚雷発射管も要修正です。

童友社版の船体を削っていきます。アルペジオ版を参考に喫水より下が太くなるよう、又船体上部が八の字になるように削ります。

 写真では分かりづらいですかね・・・

側面モールドが全部消えるくらい削ってます。整流板?は前方に移動させました。
木甲板には0.2mm銅線を貼っていきます。0.1mmだと実物大で7cmになるので、スケール的には0.1mm線を使いたい所ですが、手持ちの量の問題でこっちを使ってます。

モールド剥がした後にそのまま貼ってるので横から見ると銅線の厚さ分浮いて見えます。2隻目以降は何とかしたいですね・・・

今回はここまでです。息抜きに何かしようか・・・

2016年4月5日火曜日

マツダ T2000を作る・その1

渡部です。昨日はデイケアに行ってました。デイケアを知らない?そこにWikipediaがあるじゃろ。

デイケアのプログラムに手工芸の時間が組まれているのですが、私はプラモを組ませて頂いてます。
艦船模型も組ませてもらったりしてたんですが、考証を反映させながら作るとなると2時間じゃ足りない。
そこで伊400は家に置いといて、こちらの


アリイの1/32オーナーズクラブシリーズより、マツダT2000を組んでいきます。いいですよね、オート三輪。


こちら中身です。
クリアパーツの成型状態が良くない。と言うか餃子の羽根ですね。写真のはある程度取ってから撮影してます。除去後、ガイアノーツの銀サフを吹きました。嘘です。筆塗りです。


デイケアでしたのはここまで。牛歩とは言いませんが遅いかも。

パーツをランナーから切り離し、バリを除去して一旦終了。また来週です。

今日からはまた伊400型に戻ります。

2016年4月3日日曜日

1/700伊400潜を作る・その1

「伊号制作は明日からやると言ったな。あれは嘘だ」
と言うわけで制作していくわけですが、その前に方針固めです。

まず制作キットですが、アルペジオ版のイ401を入手しました。(画像はamazonより)

フルハルですが船体モールドが正確ですね。エッチングも入ってます。ちょっと値が張り加工が必要ですが、それでいい人にはアルペジオ版をお勧めします。
伊400型にする場合、舵とスクリューが無いので自作するか流用するか、船体を切断してWLにするかの3択です。後艦底中央に伊400型には無い膨らみがあるのでここも加工が必要です。
今回は霧の艦艇として組むのでそのまま行きます。

さて、方針ですがその前に、タイムリーなことに一昨日春園燕雀様が伊-400型3艦の見分け方をツイートされていました。当方で分かる限り書き出しましたので、ここに張っておこうと思います。

まず大きさ。全長は全メーカー合っているようです。ピットロードと童友社の場合は喫水線(船体合わせ目)のあたりを整えてやる必要があります。上部構造物は全キットどっかしら修正が必要です。
アルペジオ版の上部はアオシマの流用ですが、霧の艦艇は航空機を廃止していますので格納筒ギミックは不要です。PLか童友社のを乗っけてやるとスマートになります。
(4/5追記:原作11巻の表紙にてイ401はセイランを積んでいます。しかし真っ青な晴嵐って・・・)

次に舷外電路。

舷外電路はアオシマは無し、童友社は直線なので要修正。アルペジオは伊-400をほぼ正確に再現しています。

船体排水口

排水口。写真からの読み出しなんで自信ありません・・・自分用なんで分かり辛かったらすいません。
キットではアレンジが入っており、穴の数が足りません。アルペジオのみ正確に再現していますが、左右対称になっているので右舷側を修正してやると伊-400と同じパターンになります。

前甲板



書き忘れていますが401にも折り畳みクレーンは装備されてると思います。
前甲板は三者三様。400と401は木甲板の上に横張りして網目のように見えるのが印象的です。(春園燕雀様は賽子と表現していました)
多分、レールの間に鉄板が敷いてある場所からフロートが出てくるのだと思います。
アオシマは左舷ハッチ後ろとフロート搬出口の斜め張り木甲板が再現されていません。童友社は大味なモールドでハッチがハッチに見えない。モールドのフォーマットがピットロードに似ている気がします。アルペジオはアオシマに準じます。

次で最後です。

格納筒扉はキットは皆400です。排水孔空けと、401・402の場合は窪みのパテ埋めが必要ですね。
アオシマは主砲の囲い無し、無線アンテナ省略。童友社は主砲囲い有り、プロペラガードに考証違い有りです。
アルペジオはプロペラガードがエッチングで有ります。

同型艦ですが識別ポイントが山の様にありますね。それで当工房でやる艦ですが・・・

全部やります。

童友社のキットを2コ買ったので消化しないといけません。(だったらピット買えよ私)
とりあえず制作ポイントとしては、
船体の修正、甲板のディティールアップ、各艦の識別点を可能な限り再現の3点です。
後機銃はナノドレッドを使用する予定です。

CADですが、まずは主砲のモデリングから取り掛かります。潜水艦のアフターパーツだけでプリントを頼むと赤字なんで、他にも色々作ってから成型ですね。当分先になりそうです。

今日はこんなところで。明日は艦船模型に触る時間が少ないんで、あまり進まないとおもいます。

2016年4月2日土曜日

1/700伊400潜を作る・その0

さて、みなさん4月です。新年度です。新しいことを始めましょう!

ワタノベクリエイト、栄えある第1作目は1/700スケール、旧大日本帝国海軍の伊-400型潜水艦です!




キットはアオシマ製伊-401と童友社の伊-400を確保。同型艦のキットですが箱の大きさが一回り違います。童友社はラインナップに原潜があるのでこの箱サイズなんでしょうね。

この他に資料として「艦これピクトリアルモデリングガイド2」より1/350伊-400の記事と漫画「蒼き鋼のアルペジオ」、後はネット上に散在する画像や記述を集めて反映させていきたいと思います。

ところで私、戦中のモノクロ写真からの情報の読み出しがめっぽう苦手でして、他のモデラーさん達はよくあそこから通風塔なんかを見分けられるものだと感心するばかりです。
ですがこの渡部にも得意なものはあります・・・それは!

「3DCAD」です!

実は模型制作に復帰したのは去年の12月の私、ほんの数年前までならモデラーには全く無関係だっただろうCADも、高精度な3Dプリンターの登場により「アフターパーツを自力で設計する」と言うことが出来るようになり、一気に近しい存在になっているハズ・・・そう思いました。

しかし、3Dプリントサービスの先駆けにして大手であるDMMさんのショップページを見ても、鉄道模型を手がける人やガンプラ用のパーツを出している人は居ても、艦船模型関係はほぼゼロに等しい状態・・・

しかしとある漫画の主人公は言いました。「出口が無ければ作ればいい」。そう、形あるモノならば無ければ作っちゃえば良いんです。

ついでに言えば現在無職で就労不可のこの身の上、時間はあるが財布が辛く、多少なりとも収入が欲しい。

長々と書いてしまいましたが結局何が言いたいのかと言うと、

DMM.makeでハイディティールなパーツを自作し、あわよくば必要とする人達に買ってもらって制作費用(と通院費年金納付ets...)の足しにしよう、そんな考えで始まったのがこのブログ、ワタノベクリエイト工房誌なのです。(ワタノベクリエイト、最初はオリガンを発表するための看板でした。二転三転してこの形におさまりましたが)

よって当工房ではプラモ制作と並行して、金型の構造的制約を受けない3Dプリントによる制作も行っていく予定です(初回から自分でハードル上げまくって不安になってきたゾ・・・)

早速今日から製作開始・・・と言いたいところですが、今日は稲の種籾蒔きの日です。実家暮らしで衣食住を頼っている身としては手伝わないと言う選択肢は有りません。つまり伊号制作は明日からやります(フラグ)

そんな理想ばかりが先走っている当工房ですが、この記事をここまで読んでくれた方、今後ともよろしくお願いします。

2016年4月1日金曜日

ブログ開設致しました。

初めまして。当ブログを閲覧していただきありがとうございます。
このブログは私、渡部の模型やイラスト等の制作模様を書き連ねてゆくと共に、「ワタノベクリエイト」旗揚げの場に・・・出来たら良いなぁ。
現在予定しているコンテンツは、1/700艦船模型(単冠所属の提督です)、ガンプラ、3Dモデル、各種イラスト・・・未満の落書きになるかな?そんな内容で私の創作活動の拠点となるハズ。
見てくれた皆さんの創作意欲をかきたてる、そんなブログになっていければと思っています。
え? プラモ素組は創作じゃない?楽しめればそれでいいんです。模型ってのは。

では、ごゆっくりドウゾー。