2016年4月3日日曜日

1/700伊400潜を作る・その1

「伊号制作は明日からやると言ったな。あれは嘘だ」
と言うわけで制作していくわけですが、その前に方針固めです。

まず制作キットですが、アルペジオ版のイ401を入手しました。(画像はamazonより)

フルハルですが船体モールドが正確ですね。エッチングも入ってます。ちょっと値が張り加工が必要ですが、それでいい人にはアルペジオ版をお勧めします。
伊400型にする場合、舵とスクリューが無いので自作するか流用するか、船体を切断してWLにするかの3択です。後艦底中央に伊400型には無い膨らみがあるのでここも加工が必要です。
今回は霧の艦艇として組むのでそのまま行きます。

さて、方針ですがその前に、タイムリーなことに一昨日春園燕雀様が伊-400型3艦の見分け方をツイートされていました。当方で分かる限り書き出しましたので、ここに張っておこうと思います。

まず大きさ。全長は全メーカー合っているようです。ピットロードと童友社の場合は喫水線(船体合わせ目)のあたりを整えてやる必要があります。上部構造物は全キットどっかしら修正が必要です。
アルペジオ版の上部はアオシマの流用ですが、霧の艦艇は航空機を廃止していますので格納筒ギミックは不要です。PLか童友社のを乗っけてやるとスマートになります。
(4/5追記:原作11巻の表紙にてイ401はセイランを積んでいます。しかし真っ青な晴嵐って・・・)

次に舷外電路。

舷外電路はアオシマは無し、童友社は直線なので要修正。アルペジオは伊-400をほぼ正確に再現しています。

船体排水口

排水口。写真からの読み出しなんで自信ありません・・・自分用なんで分かり辛かったらすいません。
キットではアレンジが入っており、穴の数が足りません。アルペジオのみ正確に再現していますが、左右対称になっているので右舷側を修正してやると伊-400と同じパターンになります。

前甲板



書き忘れていますが401にも折り畳みクレーンは装備されてると思います。
前甲板は三者三様。400と401は木甲板の上に横張りして網目のように見えるのが印象的です。(春園燕雀様は賽子と表現していました)
多分、レールの間に鉄板が敷いてある場所からフロートが出てくるのだと思います。
アオシマは左舷ハッチ後ろとフロート搬出口の斜め張り木甲板が再現されていません。童友社は大味なモールドでハッチがハッチに見えない。モールドのフォーマットがピットロードに似ている気がします。アルペジオはアオシマに準じます。

次で最後です。

格納筒扉はキットは皆400です。排水孔空けと、401・402の場合は窪みのパテ埋めが必要ですね。
アオシマは主砲の囲い無し、無線アンテナ省略。童友社は主砲囲い有り、プロペラガードに考証違い有りです。
アルペジオはプロペラガードがエッチングで有ります。

同型艦ですが識別ポイントが山の様にありますね。それで当工房でやる艦ですが・・・

全部やります。

童友社のキットを2コ買ったので消化しないといけません。(だったらピット買えよ私)
とりあえず制作ポイントとしては、
船体の修正、甲板のディティールアップ、各艦の識別点を可能な限り再現の3点です。
後機銃はナノドレッドを使用する予定です。

CADですが、まずは主砲のモデリングから取り掛かります。潜水艦のアフターパーツだけでプリントを頼むと赤字なんで、他にも色々作ってから成型ですね。当分先になりそうです。

今日はこんなところで。明日は艦船模型に触る時間が少ないんで、あまり進まないとおもいます。

0 件のコメント:

コメントを投稿